Voices
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一つ目は、抽象的だった進路が、具体的なものに変わったんじゃないかな。
受験ったって、親や先生や先輩がやってるからしている、っていう生徒もいるわけだよね。
得意科目だったものが大学ではどう活かされるようになるのかを目の当たりにできたと思うよ。
受験勉強して合格して、その先には漠然とした未来しか見えていないわけだし・・・。
高校生にもなると、自分の思い描いている夢は夢であり、しかし現実はどういうものなのかってのが解らない・・・、
みたいな、難しい狭間にいるじゃん。
もちろん、知りたくもない現実もあったかもしれないけど、でもそこからまた可能性を広げられるようになったはず。
実際に夢を追いかけて、就職にその夢を活かせている人もいるわけだし。
二つ目は、宮城野に対して誇りを持てたんじゃないかな。
これはすぐには難しいことかもしれないけど、
将来的に、「あぁ、あのときの先輩方はすごいことをしたんだなぁ」
って思ってくれるようになると思う。
特に就職する前後には。
三つ目は、これはひどく個人的なことなんだけど・・。
俺さ、教育実習に来てたじゃん。ビシッとしたスーツ姿で。
それが今回のようなホストみたいな格好(まー、普段着なんだけどね・・・)で来たことには正直、引いたと思うんだ。
でも、あれが実際の俺の姿だし、生徒が思ってた“先生”の先生以外の部分なわけよ。
つまり、神格化(そこまではいかないかな・・・)されていた先生の発言に、
気負わないで聞いてくれるようになってたように感じた。
私服のチャラチャラした兄ちゃんでもスーツ姿の先生の時でも、
言ってることが同じだったら説得力がでるじゃん。
プライドが高い高校だから、直接言いはしないけど、
まぁ、まだまだ子供だから態度に出るわな(笑)
でも、賢い子が集まってる高校だから、確実に記憶には残っていくと思う。
だって、実習でたかだか2週間しかいなかったのにあそこまで覚えているんだもん。
徐々に、今回のイベントの素晴らしさは沁みてくると思うよ。
四つ目はそれこそ私事だけど、この歳になって、宮城野生の素晴らしさに改めて感動した。
誇らしくなったよ。
ありがとう。
(Focus Talk!!)
さて、イベントを終えてみてですが、
オレ的には100%、交流イベントとして成り立っていたと思いますよ。
音楽、トーク、カフェ、いろんなものを通して在校生と卒業生が、
いい意味で絡んでいる様子が窺えました。
あの日、何人ぐらいの在校生がイベントに参加したのかはわかりませんが
(ぶっちゃけた話、誰が在校生で誰が卒業生なのかわからない、でも確実にあの中に在校生もいたでしょう)
「卒業生の今はこんな感じ」っていうのは、しっかりと在校生に伝わったと思います。
そしてイベントに参加した在校生が参加しなかった在校生に話をしたりすることによって、
さらに波及していくでしょう。
これから先、またイベントをやるにしても、「形式」はあんな感じでいいと思いますよ。かたっ苦しいのは嫌だし。
今回は「食堂」を会場にしてやったわけだけども、あの空間内を一つにする必要はないし。
珈琲飲んでる人もいれば、話をしている人もいるし、その話を聞いてはいない人もいる。
それでいいと思う。個々が楽しめればいいんだし。
あの日イベントに来ていた在校生の中には、いずれは、イベントをやる側になる人がいるはずです。
(3回生)
印象的だったのが、最後の後片付け。
来場者全員が手伝っていたというのは、単にイベントに来たというだけでなく、
それぞれがあの空間を「作り上げる」あるいは「作り上げた」という意識を
共有できたということなんでしょうか。
いずれにしても、高校という場の中に卒業生が出現し、
在校生や同窓生との交流の場を仕掛けるという試み自体は画期的だったと思われます。
あまりないですよね。新たな「同窓会」の形になれば、とも思います。
スタッフ自体も常に募集をかけながら、
多くの人を登場させて紹介することで多様な卒業生の在り様を在校生に紹介していくのも手なのでしょう。
在校生側からもそんな仕掛けを作ってくれるといいのでしょうが、
それは回を重ねて相互のネットワークが密にならないと難しいのかも。
自分としても楽しめました。トークもさせていただき、いろんな人と話すきっかけにもなりました。
話す側に立った側の感想もあった方がいいと思うので申しますが、
ゲストとして話をすると多少なりとも色んな人が注目してくれるということを感じました。
今度はその側に立つ人を当日、募ったりもしながら多くの人を巻き込んでいくのも一つの方法では?
より多くの人を引き立たたせるためにも。どうしても仲良し同士でかたまりがちな雰囲気を少しでも、
崩していくきっかけにもなるのではないかと。
課題を挙げるとすれば、参加した人は高校時代活発に何かをやっていた、
あるいは今現在何かに取り組んでいる人がほとんどという印象がありました。
参加者の顔触れがいつも同じになって内輪的なイベントになることやマンネリ化をいかに防ぐかということは、
どんなイベントでもそうですが、大きな課題なのでしょう。
多くの人を巻き込み、「在校生/同窓生」という枠を崩して、いかにネットワーク化していくか。
あるいは新たな同窓会の形を作っていくのか。その意味ではこのイベントが持つ可能性は大きいと思います。
(Focus Talk!!)
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